2008/10/18

色味晒し

おやすみ気味とか言った舌の根も乾かぬうちに更新とかwwwどんだけwww

色味に特徴があると今も昔も言われるまゆげです。ゲーム絵描きの仕事を始めてから最初に触った PC が Mac だったため、いわば Mac っぽい彩度の低い柔らかい色は多少意識して作ってます。ギンギンの原色は色のセンスがいい人じゃないと、合わせるのが難しくてお勧めできません。主に自分にな (笑)。ピンボケ色はちょっとコンプレックスだったんですが、個性ってことで開き直ることにします。

ともあれ、色のグラーデーション例を晒してみることにしました。ていうか例示の絵もこんなに小さいってアホかwww

まぁ見ればわかろう!って感じですが、自分の頭を整理するために (笑) 解説しときます。興味ない方はすっ飛ばしてね!
HSV (色相/彩度/明度) の概念で進めます。あくまでデジタルの話なのでその点ご了承ください。ドット絵師的には RGB なんでないの?と思われるかもしれませんが、RGB はそれぞれ 16 段階しかないぐらいの世界じゃないと、結局 HSV と変わらなくなるっていうかむしろしちめんどくさくなるだけだから割愛です。

左半分は基本色とその間の中間色、エフェクトなし。明度三段階に、ハイライト色とスミ色を添えてあります。
見た目的には鮮やかさはだいたい同じぐらいに見えると思うんですが、実際の彩度の数値はまちまちです。基本的に、緑~青、紫あたりまでは、彩度が低くても鮮やかに発色するので、彩度は 50%より低いところで色を選んでます。黄色~赤、桃色あたりは、逆に彩度が低いと茶色に見えてしまうため、彩度 70% 以上のところで選びます。まぁつまり、茶色のバリエーションは作り放題と言い換えることもできますね (笑)。
色相的には、以前の記事でも書いてるとおり、明度の高い色は黄色より、低い色は青よりです。この辺、具体的には色相環 (or 色相スケール) のどっちに寄せたらいいのかわかんねぇよ!って思いますよね普通。なのでダイレクトに書いときます。大雑把ですが。

  • 赤: 明るい色はオレンジ、暗い色は紫。
  • 黄色: あったかい黄色は、明るい色は好きな黄色、暗い色はオレンジ。冷たい黄色は、明るい色を黄緑、暗い色を黄色に。(黄色は青の補色 (色相が逆の色) に近いので、色相環のどっちによせてもいいのですが、まゆげは黄色は赤方向にずらすのを基本としています。緑と印象が被ることを避けるため。)
  • 緑: 明るい色は黄緑、暗い色は青緑。
  • 青: 明るい色は空色、暗い色は青紫。

中間色はこれらをまるごとずらしてやればだいたいおっけーです。

さて右半分は、左半分の色に、さらにソフトライトと乗算を乗せて明るい色暗い色を表現した場合です。まゆげは基本的にソフトライトの色は山吹色、乗算の色は薄紫、と決めてます。この色を使うと、上の色相のお約束を自動的に満たすことがほぼ可能です。ただし、補色に近い色に乗せると彩度が落ちて汚くなることもあるので若干注意が必要です。例示の絵では青に乗せたソフトライトが顕著ですね。黄色や緑に乗せた乗算は、彩度は落ちますが味のあるグラデーションになるため、そのまま使うか手を入れるかはお好みでいいと思います。暗い色が多少汚い色になっても問題ありませんが、明るい色はなるべく濁りのない鮮やかに見える色を使っておいた方が、全体の仕上がりがきれいに見えます。

こんなとこかな?あくまでも個人的な色選び晒しなので、パターン化を脱したいとか、いつもと違う塗り方をしてみたいとか、そういうときに参考になればいいかな程度のものだと思ってください。教本ではありません (笑)。←こいつはパターン化するのが好きなんだけどねw

あとそのうちまとめたいと思ってるのは色の組み合わせとかアンビエントライトについてとかかなぁ。後者についてはまだまだ模索中だからまとまるかどうかわかんないですけども。金属の表現とかもしや需要あるかもしんないかなぁ?なんかリクエストとかあったら教えてください (笑) ←ナニサマぽいwww

ってなところで、長文お付き合いくださった方、ありがとうございましたー!

ウルトラ余談ですが、ここのテンプレート、モジュールの透過度設定してあるので、少しだけどバックの緑色が混ざってるんだよね (笑)。絵の置き場なのにこだわってないにも程があるよね (笑)。

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