2008/08/08

色塗り

ときどき色を褒められて照れる今日この頃です。自分では色のセンスにまっっっったく自信がねーのです (笑)。生まれつき強度の近視なせいか、物をよく見てないらしいんですね。んで、どうも自分的には自分の描いた絵はなんでもかんでも、後から見直すとピンボケに感じる (笑)。仕事でテクスチャとか描いてたときはリーダーから指導が入ったり修正されたりしたんで比較的実害はなかったんですが。ドット打ってた頃は、いわゆる 2P カラー用のパレット作るのが苦手だったなぁ。

そんな劣等感がありつつも、褒めていただけると嬉しいもので、お礼がてらに自分の色の選び方でも書いてみようかと思い立ってみました。以下列記します。

  • 主線に真っ黒は使わない。暗いグレーや濃茶などで。←これは画風による。シャープさを求めるなら真っ黒を選んでもいいと思う。
  • ハイライトに真っ白は使わない。黄色っぽい薄クリーム色オススメ。←同上。
  • 同色の部位 (肌、とかシャツ、とかの分類) の明るい色は色味を黄色寄りに、暗い色は青寄りに、色相をずらす。色を暗くするために黒を混ぜる、という感覚は捨てる。
  • ハイライトを除き、同色の部位でもっとも明るい色、暗い色は彩度を高めに。中間の色の彩度を若干下げる。グラデーション的には彩度高→彩度低→彩度高→彩度低……という風に重ねていく。
  • ↑ただし、明度が変わると彩度の見え方も変わるし、色によっては彩度抑えても強く見えることがあったりもするので、実際の鮮やかさはきちんと目で確かめる (これが苦手w)。

気をつけてるのはこのぐらい。白の影はグレーではなく、周囲の色とかに左右されることに注意。基本的にグレーは、黄色味を混ぜたウォームグレーとか、青味のクールグレーとか、ピンク味緑味……というカンジで色味を混ぜない限り使いません。つまり、彩度ゼロの色は、主線以外排除です。主線に色味を混ぜるのもいいです。あとは、画像形式を何にするかによって色数を制御する (笑)。gif なら 256 色に落としてキレイに見える程度に、とかそういうこと。

テクニック的には、影は乗算で入れる、ライティングはオーバーレイやソフトライトを使う、などありますが、自分で方法論的に確立してるわけじゃないので割愛~。←自分ではエフェクトにしか使ってない

以上は自分なりのルールであって、これが正解とかそういうんではないです。水彩タッチならまったく別のアプローチになるし。人それぞれ持ち味があるわけだし、色相を自在に操れるひととか、彩度高い色をばっちり使いこなすひとやその逆のひとや、ピンクやオレンジといったいわゆる特色づかいが巧いひととか、絵板には刺激される絵師さんがイパーイいて勉強になります。結局いろんなひとの絵をみるのが一番なんでしょうねー。

長々とおつきあいありがとうございました。最後になりましたが、色使い褒めてくださった方々、ありがとうございます!励みになりましたー!

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